この世の中には「趣味が掃除」という人が一定数います。私の友人もその一人。
自他ともに認める「ズボラ主婦」の私は、友人から掃除を趣味にするための考え方や具体的な方法を学ぶことに。
そして今回は、その掃除が趣味になって数十年の友人に聞いた極意をまとめてお伝えします。
掃除を趣味にする3つの考え方
掃除を趣味して数十年の友人。「どうして掃除が趣味になったのか」を聞き、特に考えている3つのことを教えてもらいました。
1.キレイだと気持ちがいい
友人曰く、最も割合を占めているのは「キレイだと気持ちがいいから」という考え方とのこと。
一日働いて汗でべたべたになった体をお風呂で洗うと気持ちがいいと感じるように、散らかった部屋を片付けたり、汚れを落としたりすると「キレイになって気持ちがいい」と感じますよね?友人はその感覚を常に持っているとのこと。
「面倒に思う気持ちが勝つことはないのか?」という私の問いに対し、「どんなに眠たくても、どんなにきつくても、汚れた体のまま眠らないでしょう?感覚としてそのくらいの感覚。汚れたままだと気持ちが悪いの」と答えていました。
2.効率を良くしたい
「キレイだと気持ちがいい」以外に掃除が趣味になった考え方の一つとして、友人は「効率を良くしたい」という考え方を挙げていました。
常に掃除をしているので、物がなくならない。物がなくならないから探し物をする時間が発生しない。朝の準備もスムーズなので、イライラもしなくなったそう。
3.理想の部屋を作りたい
友人が最後に挙げてくれたのは「理想の部屋を作りたい」という考え方。
インスタグラマーさんが公開しているお家の中で、友人の好みにぴったりのお家があったそうで、自身の家も理想の形に近づけられるように努力しているそうです。
スポーツを趣味にしている人が「この大会で勝ちたい」「この技を習得したい」と感じるように、掃除を趣味にしている友人にも目指しているゴールがあり、そのゴールを目指す気持ちがモチベーションにつながっているようでした。
掃除を趣味にするための具体的な方法3選
「掃除を趣味にする考え方を知ったところで、具体的にどんな行動をしていくのがいいの?」と友人に聞いたところ、おすすめの方法を3つ教えてくれました。
1.簡単にキレイにできるところから掃除を始めてみる
友人曰く「『キレイになったら気持ちがいい』と感じることが大切」とのこと。そのために友人がおすすめしてくれたのが「簡単にキレイにできるところから掃除を始めてみる」方法。
いきなりガスコンロ周りや、換気扇など汚れがひどい場所から掃除をすると、なかなか汚れが落ちず、途中で心が折れてしまいます。
まずは簡単なところから掃除をはじめ、「キレイにできた」という成功体験を積むことが、掃除を趣味にする上でとても大事とのことでした。
2.効率が良くなる収納を勉強する
効率を良くするためには、「どんな収納をすれば効率が良くなるのか」と学ぶことが大事。
友人が行ったことは「インスタグラムを見て収納技を学ぶ」方法。
収納上手な方々は使う時のこと、一日の生活の流れ、ルーティンなどから、最も効率が良い場所に、効率が良くなる方法で収納しています。その技を盗み、実行する方法が近道だと友人は言っていました。
3.雑誌を見て理想の部屋=ゴールを見つける
掃除を趣味にするためには、他の趣味同様、何か具体的なゴールを見つけるといいそうです。
インスタグラムやインテリア雑誌を見て、「こんな部屋にしてみたい」「こんな家に住んでみたい」と参考になる家や部屋をたくさん見ることで、具体的なイメージが湧きやすくなるとのこと。
あなたも今日から掃除を趣味にしてみよう!
今回は掃除を趣味にして数十年の友人から、掃除を趣味にするための考え方や具体的な方法を教えてもらいました。
【掃除を趣味にするための考え方】
1.キレイだと気持ちがいい
2.効率を良くしたい
3.理想の部屋を作りたい
【掃除を趣味する具体的な方法】
1.簡単にキレイにできるところから掃除を始めてみる
2.効率が良くなる収納を勉強する
3.雑誌を見て理想の部屋=ゴールを見つける
友人の話を聞くまで「え?掃除が趣味だなんて変わっているな。私には無理な話だ」と思っていました。
しかし「キレイになったら気持ちがいい」「効率を良くしたい」「理想の部屋を作りたい」という気持ちは、大なり小なり、ズボラ主婦の私にもあります。「その気持ちを大事に育てていくことで、掃除が趣味になり、毎日がハッピーになる」と友人は言っていました。
友人から話を聞いた後、試しに簡単なところから掃除を始めたり、YouTubeやインスタグラムで効率の良い収納方法を調べたり、雑誌を読んで理想の部屋を探したりしてみましたが、意外にもどれも楽しく、続けていきたいなと感じまいた。
私のようなズボラ主婦の方、いらっしゃいましたらぜひ今回紹介した方法を一つでいいので試してみてはいかがでしょう?