「対面キッチンに合う収納方法が分からない…」
「カウンターがいつも物であふれている…」
「オシャレでスッキリとした理想の対面キッチンにしたい!」
オシャレで便利なイメージがある対面キッチンですが、一方で収納に工夫が必要です。
対面キッチンをオシャレに見せるためには、「見せる収納」と「隠す収納」をうまく使い分ける必要があります。
カウンターがいつの間にかごちゃごちゃしてしまうのも、人の無意識の行動パターンが原因です。
今回は、キッチンもカウンターもスッキリとオシャレになるアイデアをご紹介します。
収納のコツを掴んで、対面キッチンをオシャレに演出しましょう。
対面キッチンの落とし穴
対面キッチンはメリットもたくさんありますが、一方でこんな落とし穴があります。
・キッチンが丸見え
・収納スペースが少ない
・カウンターがごちゃごちゃになりやすい
キッチンは物が多くなりがちなスペースにも関わらず、対面キッチンだと収納スペースが限られてしまいます。
さらにキッチンは外から丸見え。
毎日仕事に子育てに奮闘しているママは、モデルルームのようにキッチンをオシャレに飾っている暇はないでしょう。
そのため、物が溢れたキッチンをさらけ出してしまうことになるのです。
カウンターがごちゃごちゃする原因は?
キッチンのカウンターが物であふれる原因は、ずばり「カウンターは物が置きやすい場所だから」です。
高さ的にもちょうど置きやすく、場所的にもベスト!
キッチンカウンターは人が無意識に「ちょっと物を置いておきたい」と思えるベストな環境が整っているのです。
その無意識なちょっとだけ…が積もり積もって、物であふれたごちゃごちゃカウンターが完成してしまいます。
対面キッチンをスッキリ見せる収納のコツ
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けよう
対面キッチンはダイニング側から見えるエリアに置く「見せる収納」と、収納棚に片付ける「隠す収納」をうまく使い分けるのがコツ。
見せる収納はインテリアも考えながら、自分好みのオシャレな空間に。
隠す収納はキッチンの動線を考えて使いやすさを徹底しましょう。
統一感を持たせる
見せる収納には、収納グッズに統一感を持たせるとスッキリ感を演出できます。
・色
・素材
・ブランド
・大きさ
どれか1つ揃えるだけでもOKです。
例えば、調味料類は買ってきた容器をそのまま使っていませんか?
好みの調味料ボトルやポット、スパイスジャーなどを買い揃えて移し替えるだけでも、キッチンがパッと映えてオシャレになりますよ。
対面キッチンをスッキリ見せるための収納アイデア5選
手元収納を駆使しよう
設計にもよりますが、キッチンとカウンターの間に立ち上がり(段差)がある設計なら、手元収納を駆使しましょう。
ダイニング側からは見えない場所なので、洗い物を置く水切りスタンドや調味料を置いて、生活感を出さない工夫ができます。
カウンター下を有効活用
カウンター下にスペースがある設計なら、収納スペースとして利用できます。
カウンター下専用の収納棚が売られているほか、高さやサイズに合わせたシェルフなどを置くとオシャレに活用できます。
背面にはオープン棚がよく映える
ダイニング側からは対面キッチンの奥側も丸見えです。
とくに腰から上の高さは見えやすくなります。
キッチンの設計によっては、全面が収納棚になっていたり、腰高の部分が作業スペースになっていたりとさまざまです。
作業スペースになっている場合はダイニング側から見えやすいので、見せる収納を取り入れるとスッキリした見た目になります。
吊り収納も使える
キッチンの吊り収納は便利でもあり、見せる収納としても使えます。
コンロ周りによく使うキッチンツールを吊るのがオススメ。
調理中でも一目でパッと分かるので、ワンアクションですぐに使えます。
見せる収納には「余白」を持たせる
見せる収納で見落としがちなのが「余白」です。
統一感を持たせた収納グッズを揃えても、ギチギチに並んでいるとスッキリ見えません。
物と物の間に少し余白を持たせることで、生活感をなくしてオシャレな空間が演出できます。
カウンターをスッキリさせるための使い方4選
ついつい物を置いてしまいがちなカウンターも、基本的には「何も置かない」がスッキリ見えます。
しかし、あえてカウンターに物を置いてスペースを活用させることで、他に物を置きづらくする効果もあります。
インテリアを置く
お花やフォトスタンドなどをカウンターの端に飾ってみましょう。
キッチンが華やかになります。
たくさん置きすぎると、逆にごちゃごちゃとしてしまうので、最大3つまでにしましょう。
フルーツスタンドを置く
バナナやみかんなどのフルーツは、スタンドやカゴに入れるとオシャレに映えます。
食べたいときにすぐに手が届くのも便利ですね。
フルーツは意外にも収納に厄介な食べ物です。
・常温保存の方が持ちがいい場合がある
・丸くて転がりやすい
・形が均一でない
・潰れないように保存する必要がある
以上の点からフルーツは収納が難しいのですが、フルーツスタンドなら見せる収納としてオシャレに演出できるのもメリットですね。
スマホの充電スペースを作る
家族全員のスマホの充電スペースを、キッチンカウンターにまとめて作るのもオススメです。
こどものスマホを管理できたり、キッチンならリビングからも近いので手が届きやすいです。
ただ、カウンター付近にコンセントがない場合はやめた方が無難です。
カウンターまで配線をのばすと、コードがごちゃごちゃとして見た目にも悪くなってしまうためです。
コーヒーマシンやピッチャーを置く
最近のコーヒーマシンはオシャレなものが多いので、カウンターに置いておくとキッチンがオシャレになります。
いつでもすぐに美味しいコーヒーが飲めるのもメリットです。
子どもがいる家庭なら、お茶を入れたピッチャーとコップを置くのもオススメです。
喉が乾いたらいつでも自分で準備できます。
「ママー!お茶ー!」と呼ばれる頻度も減りますよ。
まとめ
対面キッチンは毎日の生活に必要不可欠なエリアなので、気分が上がる場所にしたいですよね。
見た目にもスッキリ、使い勝手も抜群なキッチンを目指して、一つずつ収納を見直していきましょう。