「あ~掃除しなきゃ」と思いつつ、つい後回しにしてしまって自己嫌悪を感じてしまう時ってよくありますよね。
常に掃除をして部屋を綺麗に保ちたいと思っていても、掃除道具を出したり、後片付けが億劫になってしまって中々行動に移せないものです。
でも、簡単にできる掃除のコツを覚えれば、掃除へのハードルが下がって日々綺麗な状態を保てるようになります。
今回はそんな掃除のコツをご紹介していきます。
簡単にできる掃除のコツ
①ガッツリするのではなく、少しずつ掃除時間を取る
面倒くさいと思いつつ、いざ始めたら色々なところが気になって何時間もかけてやってしまうから掃除をするのは時間に余裕がある時にするという方もいるでしょう。しかし忙しい日々の中でせっかく時間に余裕がある時は休息の時間にしたり趣味に費やしたいですよね。
その結果掃除は後回しになってしまい、どんどん汚れは溜まっていく…という結果になってしまいます。
“掃除=時間に余裕がある時にガッツリやる”のではなく、毎日の生活のちょっとした空き時間などに取り入れるのがおすすめです。例えば、洗濯機を回している間だけどこか一か所を掃除するとか、テレビのCMの間だけ気になるところを掃除するという風にしておけば、毎日どこかしらを掃除することができ、ストレスを溜めることなく綺麗な状態を保てます。
②物を置きすぎない
散らかっている部屋ってとにかく物が沢山あります。もう長く使っていないのにずっと放置しているものや、もったいないという理由だけで捨てられないものなどがあることで、掃除をする時にも邪魔になりますし、それらを片付けるだけでも掃除の時間が減ってしまいます。またそれらに溜まった埃を掃除するのにも手間がかかりますよね。
1年間使わなかったものは捨てたり、フリマサイトで販売して部屋にあるものをどんどん断捨離してしまいましょう。
部屋にある物が無くなるだけでもスッキリしますし、その後片付けもしやすくなります。
リビングなどだけではなく、キッチン周りも油がはねて埃が溜まりやすいのでなるべく物は出さずに隠す収納にしましょう。
②掃除する順番は上から下
さっき拭き掃除したはずが、全ての掃除が終わったらまた埃が落ちていた…という経験ありませんか?せっかく頑張って掃除したのに、すぐに汚れてしまったら
「あーもう!」と嫌になってしまいますよね。
手っ取り早く目につく場所を掃除している場合、順番が悪いのかもしれません。
基本的に埃は上から下に落ちていきます。まずは部屋の上部から掃除していき、最後に床掃除をすることで二度手間にならずに済みます。
③床掃除はフローリングシートから
一見綺麗に見えていても、よく見ると埃や小さなゴミが落ちている床。それらを掃除機で吸ってしまえばすぐに綺麗になっているように感じますが、実際は掃除機の排気口からでる空気で周りの埃などが舞い上がってしまっています。
そういった埃の舞い上がりを防ぐためにも、床掃除をする時はまずはフローリングシートで埃を取ってしまいましょう。
また時間帯にも気を付けることでより効率よく掃除できます。日中は家族が動くことで舞い上がっている埃も、朝一番や帰宅してすぐのしばらく誰も動いていなかった後は床に落ちています。そのタイミングで床掃除をすることで舞い上がっている埃も掃除することができます。
④汚れの種類別に洗剤を使い分ける
水拭きだけではなかなか汚れが落ちなくて何度もこすらなければならない場所も、何が原因で汚れているかによって洗剤を使い分ければ、ストンと汚れが落ちてあっという間に綺麗になります。
・油汚れ→ アルカリ性洗剤
キッチン周りの油汚れって放置した時間が長ければ長いほど落ちにくくなってしまいますよね。そんな油汚れにはアルカリ性洗剤がおすすめです。
アルカリ性洗剤と書かれているものだけではなく、「重曹」「セスキ」「電解水」とパッケージに書かれているものも効果があります。
・水垢→ 酸性洗剤
なかなか落ちない水垢や、トイレの壁などの黄ばみには酸性洗剤を使いましょう。「クエン酸」と書いてあるものも効果があります。
・酸性洗剤で落ちにくいもの→ クレンザー
酸性洗剤などを使ってもなかなか落ちない頑固な汚れもあります。そんな汚れもスッキリ落としたい時はクレンザーを使いましょう。中でも、配合されている研磨剤の割合が少なめのクリームタイプなら、シンクなどにキズがつきにくいです。
ほとんどの洗剤が100円ショップでも手に入るので、いくつか揃えておくといざという時に役立ちます!すんなりと汚れが落ちてくれたら楽しくなって掃除がもっと好きになるかもしれませんね。
⑤水周りのカビ対策にはマスキングテープ
キッチンやお風呂、洗面台の周りにあるパッキンやコーキング部分って、ピンク汚れやカビが発生しやすいですよね。特に黒カビは漂白剤を使っても全部取りきることが難しい場合もあります。もうこれ以上カビを増やしたくないけど、頻繁に掃除をすることが難しいという方は、マスキングテープでガードすることをおすすめします!このマスキングテープは、100円ショップにも売られており、SNSでも話題となっているもので、通常のマスキングテープとは違い防カビ成分まで配合されている水周り用のマスキングテープなのです。
このマスキングテープを、水周りのパッキンやコーキング部分に貼り付けます。その時はあらかじめそれらの部分を綺麗に掃除しておき、油分や水分、埃などがないようにしてください。
テープが劣化してきたり、どうしても防ぎきれなかったカビや汚れができてしまった場合はテープを剥がしてまた張り替えるだけ。とっても簡単に水周りを綺麗に保つことができますよ!
簡単にできる掃除のコツのまとめ
今回ご紹介したものの中にもありましたが、最近では100円ショップなどでも便利なお掃除グッツがどんどん増えており、今まで手間がかかっていた部分も簡単に掃除ができるようになりました。
また日頃から汚れが溜まりにくい生活を心掛けるだけでも、いざ掃除をする時にもスムーズに取り組めます。
掃除は苦手だし、何から手を付けたらいいのか分からない!という方は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね!