どうも、便利屋ひつじ堂、ブログ担当の早川です。
夫婦間の価値観の違い、その中でも「片づけ」「掃除」の考え方の違いは日常生活にとても影響しますよね?
私の友人夫婦で「妻(A子)にやめてと言ってもすぐ勝手に片づけられる」「夫(B男)に片づけてと言っても片づけないからいつも私が片づけないといけない」と喧嘩をしている二人がいます。
そこで今回は「勝手に片づける派」「勝手に片づけてほしくない派」両方の意見を聞いてみました。そして両者の意見を尊重した解決案、新しいルール作りを提案しました。
私の友人夫婦同様、片づけでよく喧嘩をしているご夫婦、カップルの参考になれば幸いです。
勝手に片づける派の考え方
まずは友人夫婦のうち「勝手に片づけをする」妻、A子の意見を聞いてみました。
いつまで待っても掃除されないから
勝手に片づける派理由一つ目は「いつまで待っても掃除されないから」。
「後で片づける」と言いながら片づけてくれないパートナーに対し、最初は辛抱強く待っているが、いつまで待っても片づけない様子に嫌気が差して、ついつい片づけをしてしまうとのこと。
片づけ方が気に入らないから
妻、A子は夫、B男の片づけ方が気にいらないそうです。
乾いた食器の上から、濡れた食器を重ねたり、掃除機をかけても隅の方まで掃除できてなかったり、洗濯物の畳み方が雑だったりと、妻、A子のやり方とは合わないとのこと。
汚いのが許せないから
人それぞれ「汚い」と感じるレベルは異なります。友人夫婦はそのレベルが全く合わないとのこと。
妻、A子は少しの汚れが気になってしまい、夫、B男は多少の汚れは気にならないそうで、夫に片づけを頼んでもなかなか片づけてくれないので、ついつい勝手に片づけをしてしまうそうです。
勝手に片づけない派の考え方
次に「勝手に片づけるない派」の夫、B男にも意見を聞いてみました。
自分がされたら嫌だから
共同で使っている部屋の中にも、夫婦それぞれのスペースがあります。その中でもB男は自分の仕事の資料や本棚を妻、A子によく勝手に片づけられてしまい、それが耐えられないとのこと。
乱雑に置いているように見えても、B男自身は自分がわかるように置いているのにA子に片づけられると、どこに行ったかわからなくなることが多々あるそうです。
B男は「自分がされて嫌だから、A子の物も勝手に片づけるのはたとえ夫婦でも良くないのでは?」と考えているそうです。
後で文句を言われたくないから
B男が片づけをすると、よくA子から文句を言われるそう。それは片づけのやり方が二人とも異なるから。
掃除や片づけのやり方が夫婦間で異なるので、「片づけをして文句を言われるくらいなら、最初からやらない方がいいのでは」という思いもあり、勝手に片づけることはしないそうです。
人の部屋までキレイにするのは面倒だから
B男は自他ともに認める「片づけが苦手な人間」。
「自分のスペースを片づけるのも面倒なので、妻のスペースがたとえ散らかっていたとしても、勝手に片づけようと思うことがない」と言っていました。
夫婦で決める掃除ルール
妻、A子と夫B男の意見を聞き、「こんなルールを決めればいいのでは?」と私が二人に提案したルール、友人夫婦が二人で考えて取り入れることにしたルールは以下3つです。
1.個人のスペースには入らない
ルール一つ目は「個人のスペースには入らない」。
A子に対し「仮にB男がメイクスペースや自分の本棚を勝手に片づけて、まだ使えると思っていたものを捨てられたり、移動させられたりしたらどう思う?」と聞くと少し考えてから「それは困るかも……」と。
その後、お互いに自分しか使わない個人スペースは個々人で管理しようと決めたそうです。
2.年に一回は個人のスペースを掃除する
個人スペースには入らないと決めた後、A子から「B男は個人スペースの物が増えすぎてリビングや寝室全体が汚れてみえることがある」との意見が出ました。
これに対してB男も思い当たる部分があるようで、二人は「個人スペースの掃除を最低年に一回は行う」というルールを定めたそうです。
3.処分するルールを決める
共同スペース、たとえば冷蔵庫の中など、二人の物を収納する部分に関しては「処分するルール」を決めたとこのこと。
賞味期限が近付いているものはお互いに「そろそろ食べておいてね」と声をかけたり、期限が切れたものでも捨てる際には相手に一言かけたりなど、ルールを決めたところ喧嘩が減ったそうです。
勝手に片づけるのはやっぱりナシ!お互いに掃除のルールを決めよう
今回は夫婦間で「勝手に片づける派」と「勝手に片づけられたくない派」の意見を聞き、お互いが納得するルール決めなどを紹介しました。
きちんとルールを決めてから、片づけに関する喧嘩が減ったという友人夫婦。同じく片づけで毎回喧嘩をしてしまう夫婦やカップルの方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。