大切な人が亡くなった時、悲しみに浸りたい気持ちでいっぱいになりますが、現実問題さまざまな手続きや、やらなければいけないことがたくさんあります。
その一つが「遺品整理」です。遺品整理と一口に言っても、やるべきことや手順はさまざま。その中でも今回は「衣類」の遺品をどのように処理、対応すべきかどうか紹介いたします。
「故人が衣装持ちで、多くの衣類をどうしたらいいのか迷う」
「ゴミとして捨てるのは少し抵抗がある」
そんなお悩みやお気持ちをお持ちの方は、ぜひ読んでみてくださいね!
ちょっと待って!遺品整理する前にやること
遺品整理を進めるにあたり、注意しなければいけないことがあります。特に注意すべき2点についてご説明いたします。
遺言書を確認する
遺品整理する前にやらないといけないこと一つ目は、「遺言書を確認する」ことです。
もしかしたら故人が遺した遺言書に「着物は寄付してほしい」「装飾品は兄弟姉妹で分けてほしい」など、衣類の処分に関して、してほしいことがあるかもしれません。
故人の遺志を尊重するため、遺言書の内容を確認したのち、遺品整理を行うようにしましょう。
他の遺族に確認する
遺品整理する前にやらないといけないこと二つ目は、「他の遺族に確認する」ことです。
「どうせいらないだろう」と思い、遺品を勝手に処分してしまうと、後から「ほしかった」「勝手に捨てないでよ」などとトラブルになる可能性も。
遺品整理を行う際は、可能であれば他の遺族がそろった状態で行うことをおすすめします。
遺品整理で故人の衣類はどうしたらいい?
故人の衣類の処理方法に困っている方へ、今回は特に多いパターンを4つ紹介します。
自ら身に着ける
パターン一つ目は「自ら身に着ける」ことです。何年も着られるコートや、年代問わず着られる着物などは、年月が経っても身に着けられます。
大切に着ることができれば、故人も嬉しい気持ちになるでしょう。
フリマアプリなどで売る
パターン二つ目は「フリマアプリなどで売る」ことです。そのまま捨てるにはもったいないくらいキレイな衣類であれば、このパターンが有効です。
捨てる罪悪感は軽減されますし、誰か身に着けてもらえる人に渡れば、故人の思いも大切にできるでしょう。
形見分けでもらって取っておく
パターン三つ目は「形見分けでもらって取っておく」ことです。「自分で着ることはできないけれど、捨てるのはちょっと……」と思う方におすすめのパターンです。
私自身、祖母が亡くなった際、祖母がよく身に着けていたストールを形見分けでもらいました。普段身に着けることはしませんが、時々祖母を思って眺めたいと思っています。
処分する
パターン四つ目は「処分する」ことです。すべての衣類を残しておくことは難しいので、捨てなければいけないものもたくさんあります。
その際は、これまで故人に大切にされたであろう衣類に感謝の気持ちを持ちつつ、処分してみてください。
遺品整理で衣類を処分したいけれどなかなか進まない方へ
「そうは言っても、なかなか遺品整理が進まない。個人のものを捨てるのに罪悪感や抵抗がある」という方も多いでしょう。
そんな時は「業者に頼む」のがおすすめです。私自身、祖母が亡くなった際、一人暮らししていた部屋の衣類を、業者に処分してもらいました。
遺族でほしいものを形見分けした後、業者にまとめて対応してもらったので、スムーズに遺品整理を進めることができました。
祖母が住んでいたのは、賃貸のアパートだったので、家賃のことを考えるとできるだけ早く遺品整理を行う必要がありました。
しかし遺族だけでは、故人への思いもあり、なかなか遺品整理が進まなかったと思います。
業者はプロです。プロにできることはプロに任せることで、各手続きなどに集中できました。
私たち便利屋ひつじ堂では、遺品整理のサービスも行っています。物の量などもありますが、ホームページで、部屋の大きさによる各料金を紹介しています。
・ワンルーム~1K…55,000円~
・1DK…88,000円~
・1DK~2DK…168,000円~
・2LDK~3DK…228,000円~
・3LDK以上…要見積り
ご希望の訪問日は、最低3日以上の余裕をもってご予約をお願いいたします。
また、遺品整理だけでなく、生前整理も行っております。「残す家族に迷惑をかけないように」「生きている間にいろいろと整理しておきたい」という方は、お問い合わせだけでもお待ちしておりますので、お気軽にご相談くださいね!
遺品整理で出てきた衣類は残すものと処分するものに分ける作業が重要!
今回は、遺品整理前に注意すべき点や、遺品整理で出た衣類のおすすめの対応パターンを紹介しました。最後におさらいしましょう。
【遺品整理する前にやること】
1.遺言書を確認する
2.他の遺族に確認する
【遺品整理で故人の衣類はどうしたらいい?】
1.自ら身に着ける
2.フリマアプリなどで売る
3.形見分けでもらって取っておく
4.処分する
ぜひ参考にしてみてくださいね!