いつのまにかできてしまうトイレの黒ずみ。こすっても洗剤をかけてもまったく落ちない黒ずみに手を焼いている主婦の皆さん!
「放置していたらいつのまにか黒ずみができてしまった」
「なかなか落ちなくてもうお手上げ!」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回はトイレの黒ずみの落とし方を紹介します。黒ずみの原因やいくつかの落とし方、黒ずみ以外で注意すべきトイレの汚れについてお伝えします。
お家の頑固な黒ずみ汚れをぜひ落としてみてくださいね。
トイレの黒ずみを落としたければまず原因を知ろう
トイレの黒ずみを落とす前に、黒ずみができでしまう原因を知る必要があります。
トイレの黒ずみの原因はホコリ、カビ、水垢と言われています。湿気が多いトイレで殺菌が繁殖したり、ホコリが便器にくっついたりしてできてしまうのです。
主に便器の裏側や便器の水面付近にできる黒ずみ。すぐに落とせば落ちますが、放っておくとなかなか落ちない厄介な汚れになってしまいます。
トイレと黒ずみの落とし方
トイレの黒ずみの落とし方はいくつか方法があります。今回は代表的な方法を3つ紹介します。
1.重曹&クエン酸を使う方法
あまり強い洗剤は使いたくないという方へおすすめなのが、重曹とクエン酸を使う方法。
(1)便器内の水位を下げて黒ずみに水がふれないようにする
(2)便器の内側に重曹をかけてトレイブラシでこする
(3)クエン酸を溶かした水を全体にかける
(4)少しおいてから水を流して完了
水につかっている黒ずみに重曹をかけても汚れを落とす効果はありません。トイレの黒ずみに直接重曹をかけるのがポイントです。しかし重曹は固まりやすいので重曹をかけた後すぐにクエン酸水をかけるよう注意していくださいね。
2.漂白剤を使う方法
トイレの黒ずみには塩素系の漂白剤も効果的です。
(1)黒ずみ全体に塩素系の漂白剤をかける
(2)2~3分ほど放置する
(3)トイレ用ブラシでこすって落とす
(4)水を流して完了
塩素系のトイレ用洗剤で有名なのが「トイレハイター」。汚れにしっかり絡みついてトイレをキレイにしてくれます。塩素系の洗剤を使う際は、十分に喚起を行いましょう。
3.酸素系洗剤を使う方法
尿石が黒ずみの原因となっている場合、酸素系の漂白剤がおすすめ。代表的なものが「オキシクリーン」。
(1)オキシクリーンをお湯に溶かす
(2)溶かしたお湯を便器に流し入れる
(3)しばらく放置する
(4)流す前にトイレブラシでこする
オキシクリーンは熱めのお湯を使うのがポイント。お湯の温度が高いほど汚れを落とす力がアップしますよ。
トレイの黒ずみを予防に効果的な洗剤
せっかく落ちたトイレの黒ずみも予防しなければまた繰り返しできてしまいます。今回はトイレの黒ずみを予防するのに効果的な洗剤を紹介します。
1.置くだけタイプ
置くだけでトイレの黒ずみを予防してくれるタイプで代表的なのが小林製薬の「液体ブルーレットおくだけ除菌EX」。
(画像引用:https://www.kobayashi.co.jp/seihin/eblo_jex/)
流すたびに除菌コートで水ぎわの黒ずみの発生を抑えてくれます。一か月ほど効力を持つので、ズボラ主婦にこそおすすめのアイテムです。
2.スタンプタイプ
スタンプタイプで有名な洗剤が「スクラビングバブル」。
(画像引用:https://www.scrubbingbubbles.jp/)
便器にジェルスタンプをくっつけるだけの簡単な洗剤。一回のジェルで約12日間使えます。
便器に淵付近の水が流れる場所にスタンプするのがポイント。他の洗剤と混ざっても有害な物質を出すようなことはありません。
3.泡スプレータイプ
近年人気がでている「泡スプレータイプ」のトイレ洗剤。
(画像引用:https://www.irisohyama.co.jp/bubble-power/)
一日一回スプレーをするだけで、汚れを分解、除去してくれます。汚れ防止のコーティング効果もあり、黒ずみ汚れの防止に効果的です。
泡が汚れに密着、浸透することでキレイに落ちる仕組み。泡スプレーなので密着度も高く、洗浄力が高いのもポイントですね。
気をつけるべきトイレの汚れの原因
トイレの汚れは放置することで黒ずみのようなしつこい汚れに変化してしまいます。ここでは気をつけるべきトイレの汚れの原因を紹介します。
1.尿石
尿石は人の尿に含まれている尿素やたんぱく質が変質し、便器などにこびりついたもの。一度尿性が便器についてしまうと、ブラシでこすったくらいでは落ちないしつこい汚れになってしまいます。
2.水垢
水道水に含まれるミネラルが乾いて固まったものが水垢。手洗い器やタンク、蛇口によくできてしまいます。水垢も一度できると落とすのがなかなか大変な汚れです。
黒ずみを落としてキレイで清潔なトイレを保とう!
今回はトイレの黒ずみの原因や落とし方、予防の仕方について紹介しました。
・トイレの黒ずみはホコリやカビなどいろいろな汚れが原因でできる
・黒ずみには重曹とクレンザー、塩素系洗剤、酸素系洗剤が効果的
・置くだけ洗剤、スタンプ洗剤、泡スプレー洗剤で黒ずみを予防できる
トイレの黒ずみは放置していると、なかなか落ちなくなってしまいます。毎日の予防をできるだけ簡単に済ませるために、置くだけタイプなどの洗剤でしっかり予防しておきましょう。