「草取りっていつするといいんだろう？」
「草取りって足腰が痛くなるから大変！」
「草取りを楽にする方法が知りたい！」
こまめに草取りしないと、すぐ雑草だらけになりますよね。
でも、忙しくて草取りに何時間もかけられない方も多いでしょう。
実は草取りは「いつ、どうやってやるか」で作業の効率が変わるんです。
この記事では、草取りのタイミングや時期、抜き方のポイント、服装などを詳しく解説。
おすすめの道具や負担を減らす方法も紹介するので、疲れにくい草取りのコツが理解できますよ。
きれいな庭を長期間維持する方法が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
草取りのコツはタイミング・時期を見極めること
草取りは、作業する時間帯や天気のタイミングを選ぶだけで作業の効率が上がります。
・草取りに適したタイミング
・草取りを効率的にするための時期
季節ごとの特徴を踏まえ、草取りに適した時期に作業しましょう。
以下では、草取りに適した具体的なタイミングと時期をわかりやすく解説します。
草取りに適したタイミング
草取りに最適なのは、雨がやんだ2〜3日後の早朝か夕方です。
土が程よく湿り、根元をひねるだけで草を楽に引き抜けます。
雨が上がった直後だと、地面がぬかるんで足元が不安定になり、作業がはかどりません。
また、夏の暑い日中は、強い日差しと高温で熱中症の危険があるので、草取りは避けた方が無難です。
作業のタイミングと時間帯を選べば、体への負担を抑えつつ、短時間で効率よく草取りできます。
草取りを効率的にするための時期
草取りを効率よく進めるには、作業する時期も重要なポイントです。
草取りに適した時期と理由は以下のとおり。
梅雨明け直後は湿度と気温が高く、草の生長スピードが速くなります。
庭全体を見ながら、均一に作業しましょう。
9～10月は朝露で草や地面が湿っています。
この時期に道具を使う場合は、足元を安定させて作業すると安心です。
11〜12月は草が枯れて地面に溜まる時期です。
枯草を集める際は、風が穏やかな日を選ぶと作業しやすくなります。
草取りを少しでも楽にする！おすすめの道具4選
草取りを効率的に進めるには、道具の活用も欠かせません。
1.草を根こそぎ抜く：草取りフォーク
2.草集めにも最適：熊手
3.立ったまま作業できる：ねじり鎌
4.表面に生えた草を簡単に除去：三角ホー
以下でそれぞれの道具の特徴や使い方を説明します。
1.草を根こそぎ抜く：草取りフォーク
草取りフォークは、先端がフォークのような形状で、雑草を根から掘り起こすために使います。
柄を支点にしてテコの力で、根の深い雑草も楽に抜き取れるのが特徴です。
雑草の根元にフォークの先端を差し込み、柄を手前にしてテコのように持ち上げると、雑草を根ごと引き抜けます。
手で引き抜くより少ない力で効率よく抜け、テンポよく草取りが進められます。
庭や花壇など、根が見えにくい場所の草取りに便利です。
2.草集めにも最適：熊手
熊手は、先端に並んだ爪で抜いた草や落ち葉を素早く集める道具です。
爪の間隔が広く、葉や草だけを絡め取り土や砂利は下へ落ちます。
使い方は柄を両手で持ち、芝生や砂利の上に軽く当てて手前に引くだけ。
大きさによって、広い場所でも一度にきれいにできるので、草取り後の後片付けも効率的に進められます。
砂利の上でもかき集められますが、根やツルが多い場所では無理に引かず向きを変えてやさしく扱うと、爪の変形を防げます。
3.立ったまま作業できる：ねじり鎌
ねじり鎌は、刃がねじれた薄いプレート状の道具です。
草の根元に差し込み手前に引くと、根ごと抜けます。
土が硬い場合、表面を薄く削るように動かし、刃を寝かせれば細かい草やコケもまとめて削り取れます。
ブロック塀やコンクリのすき間にも刃先が入り込み、奥まで届くのが利点です。
腕への負担も少なく、立ったまま広範囲の草取りができる便利な道具です。
4.表面に生えた草を簡単に除去：三角ホー
三角ホーは、鋭い三角の刃が先端についた長柄の鋏です。
立ったまま使え、先端を草の根元にさして手前に引くと根を切断できます。
刃を地面にあてれば表面を薄くそぎ、細かい草もまとめて除去できます。
草取りだけでなく、刃を突き刺せば耕うんや畝立てもできる万能の道具です。
作業後は泥を洗い、刃に油を塗れば錆びるのを防げます。
草取りは根の状態に合わせて抜き方を変えるのもポイント
草は種類ごとに根の張り方が異なります。
・茎・根が真っすぐの雑草
・葉が放射線上に伸びている雑草
・土の中で根が広がっている雑草
・広がった茎から根っこが生えている雑草
以下で根の状態に合わせた抜き方をご紹介します。
茎・根が真っすぐの雑草
茎と根が真っすぐ伸びる雑草は、茎の根元から3分の1付近をつかみ、真上に抜くのがコツです。
力が一直線に伝わり、根が途中で切れにくくなります。
【抜き方】
1.茎を3分の1付近でつかみ、垂直に引き抜く
2.抜けないときは、根が太い草なら三角ホーで土を崩し、草抜き鎌で最も太く生長した根を切る
茎を握る位置が根元すぎると力が分散し、高すぎると折れやすいのでご注意ください。
残った細根は再生するので、最後に手で浅く耕しましょう。
葉が放射線上に伸びている雑草
放射線状に葉が広がる草は横へ根を張るため、手で抜くと途中で切れがちです。
根が太くて硬い草は、草抜き鎌を使って除去しましょう。
根が細い草や植栽が近い草には、草取りフォークがおすすめです。
【抜き方】
1.茎の根元を押さえる
2.鎌を根の下まで差し込む
3.鎌を左右に回して根を切る
草取りフォークは、柄を下に動かし、てこの原理で土ごと持ち上げます。
草の太さや生えている場所に応じて、適切な道具選びをするとスムーズに草取りできますよ。
土の中で根が広がっている雑草
土の中で根が広がる草は、一度にまとめて抜こうとすると途中で切れます。
焦らず、ゆっくり引っ張るのがコツです。
【抜き方】
1.茎の根元を軽く握る
2.草抜き鎌を根の真下に深く差し込む
3.鎌を手前に引きつつ茎をゆっくり持ち上げ、枝分かれした根をたどって除去する
茎が細い草は力をかけすぎると折れるので、鎌で土を崩しながら慎重に行ってください。
広がった茎から根っこが生えている雑草
茎が地面を這い、伸びた茎から根が生えている草は、引き抜くより表面をかき取る方が効率的です。
【抜き方】
1.三角ホーのギザギザの刃の部分や熊手で地面の上に生えている草をかきとる
2.残った太い根は草抜き鎌で切り、細い根果てで拾い集める
広範囲なら茎をたどりながら小さく区切り、少しずつ処理しましょう。
根も茎も柔らかいので軽い力で簡単に抜けます。
軍手を着用し、手を保護しながら進めてください。
【トラブルも予防】草取りに適した服装
草取り中は、虫刺されや熱中症などのトラブルが起こりやすいです。
草取りに適した服装で、トラブルを予防しましょう。
作業を始める前に、腕や足首まで虫よけスプレーをしっかり吹きつけておくと蚊やダニを寄せ付けにくくなります。
真夏の草取りは、冷えた飲み物を保冷バッグに入れ、こまめに水分補給し、熱中症を防ぎましょう。
安全に作業を進めるためにも、適切な服装で草取りを進めてください。
草取りの負担をぐっと減らす３つの方法
道具や抜き方だけでなく、草取りの負担を減らすには以下のような方法もあります。
1.除草剤を使う
2.防草シートを敷く
3.業者に依頼する
それぞれの方法を以下で詳しく解説します。
1.除草剤を使う
草取りを早く終わらせたい場合は、以下の2種類の除草剤が役立ちます。
①茎葉処理型：生えた雑草に直接かけ数日で枯らす（液体）
②土壌処理型：土にとどまり、根や新芽に作用して発芽を防ぐ（顆粒）
今生えている草を一掃したいなら液体、草取り後の再発を防ぎたいなら顆粒を選びましょう。
除草剤をまくときは、長袖・長ズボン、マスクとゴム手袋を装着し、肌の露出を押さえてかぶれを防いでくださいね。
2.防草シートを敷く
草を生やしたくないなら、防草シートがおすすめです。
地面を覆って日光を遮るため、土の中の種や風で運ばれた種が発芽できません。
土を平らにしてシートを広げたら、四隅を固定し、継ぎ目を専用テープで接着します。
上に砂利を薄く敷けば、シートがズレにくくなります。
敷けば夏の炎天下で草取りに追われる手間が減り、足腰への負担も少なくなるのがメリットです。
3.業者に依頼する
伸び放題の草を一気に片づけたいなら、業者へ依頼しましょう。
プロなら専用の機械で根まで除去し、除去した草の回収や処分まで対応してくれます。
防草剤の散布や樹木の剪定も依頼すれば、長期的に草取りのいらない状態を維持できるでしょう。
共働きで草取りする時間がない人や足腰が痛くて草取りできない人でも、手間をかけずにきれいな庭が手に入りますよ。
まとめ：面倒な草取りはひつじ堂がお引き受けします！
草取りは、雨上がりの2～3日後に気温の低い時間帯に行うのがおすすめです。
さらに道具や除草剤、防草シートなどの便利なアイテムを組み合わせれば、より草取りの負担も軽減できます。
それでも、
「草取りする時間がない」
「体力的にも草取りするのが厳しい」
そんな方はひつじ堂にお任せください。
ひつじ堂は、手作業や機械で、お庭の草をきれいに除去いたします。
除草剤や防草シートのオプションも追加可能です。
必要に応じて近隣住民の方へのご挨拶も行います。
自分で草取りを続けるのが難しいと感じたら、ぜひひつじ堂へご相談ください。
