「引っ越しの食器梱包、新聞紙がないとどうすればいいの?」
「プチプチやラップで代用できる?ちゃんと割れないか心配…」
「食器の種類によって包み方が違うって聞いたけど、何が正しいのかわからない」
「食器の梱包には新聞紙」というイメージがありますが、引っ越し直前に新聞紙が手元にないことは珍しくありません。
最近は新聞を定期購読していない家庭も多く、急には用意できないのが実情です。
結論からいうと、新聞紙がなくても食器の梱包はできます。
プチプチやラップ、タオルなど身近なもので代用でき、インクが移らない分むしろ食器にやさしい方法ともいえます。
この記事では「新聞紙なし」を前提に、代用品の選び方から食器の種類別包み方、段ボールへの正しい詰め方まで順番に解説します。
引っ越しの食器梱包に新聞紙は必須ではない!

新聞紙が梱包材として使われてきた理由は、大量に手に入りやすくクッション性があるためです。
ただし、新聞紙でないと食器を守れないわけではありません。
衝撃から食器を守るために必要なのは「緩衝性」です。
プチプチやタオルのように食器をやわらかく包める素材であれば、新聞紙と同等以上の役割を果たせます。
また、新聞紙のインクは湿気を含むと食器に色移りすることがあります。
白い食器や表面がなめらかな陶磁器は特に目立ちやすいため、インクの心配がない代用品のほうが安心なケースもあります。
新聞紙の代わりになる梱包材5選

新聞紙の代わりとなる身近なものを5つ紹介します。
- ・プチプチ(エアキャップ)
- ・ラップ
- ・タオル・衣類
- ・包装紙・紙袋
- ・クッションシート(100均)
新聞紙を用意するより簡単そうであれば、ぜひ試してみてください。
プチプチ(エアキャップ)

新聞紙の代用品としてもっとも信頼性が高いのがプチプチ(エアキャップ)です。
気泡が衝撃をしっかり吸収するため、割れ物の梱包材として新聞紙よりも高い保護性能を発揮します。
ダイソー・セリアなどの100均やホームセンター、引っ越し業者からも入手できます。
食器の量が多い場合は、ロールタイプをひとつ用意しておくと必要な分だけ使えて便利です。
ラップ

キッチンに必ずある食品用ラップは、費用ゼロで使える代用品です。
食器にぴったり密着して巻けるため、コップやグラスのような丸みのある食器との相性がとくに良いです。
単体ではクッション性が出にくいため、ラップで仮固定したうえでプチプチやタオルと組み合わせて使うと、より安心です。
段ボール内のすき間を埋める詰め物としても活用できます。
筆者の場合、ラップはスーパーよりも100均で買う方がコスパ良く手に入ります。
一度、近所の店をリサーチしてみてください。
タオル・衣類

引っ越し荷物の中にあるタオルや衣類をそのまま梱包材として使う方法です。
厚手のバスタオルはクッション性が高く、鍋やボウルなど重さのある食器の保護にも十分対応できます。
衣類の梱包と食器の保護を同時に行えるため、梱包材の節約にもなります。
使い古したTシャツやフリースも緩衝材として使えるので、捨てる前に活用してみてください。
包装紙・紙袋

プレゼントの包装紙やショッピング袋の紙袋は、新聞紙の代わりに使えます。
ただし、新聞紙と比べると厚みが出にくいため、薄い食器には複数枚重ねて使うか、プチプチと組み合わせるのがおすすめです。
インクが移りにくい無地タイプが向いています。
カラー印刷が多いものは色移りのリスクがあるため避けてください。
クッションシート

ダイソー・セリアなどで購入できる食器用クッションシートは、必要な長さに切り取って使えるため無駄が出にくいのが特徴です。
食器専用に作られているため緩衝性と使いやすさのバランスが良く、初めて食器を梱包する方にも扱いやすい素材です。
【種類別】新聞紙なしでの食器の包み方

食器の形によって適した代用品と巻き方が変わります。
- ・平皿・深皿
- ・コップ・マグカップ
- ・グラス(ワイングラス・薄いガラス製)
- ・鍋・ボウル
今回は、頻度の高いこの4つの包み方を解説するので、種類ごとに確認してみてください。
平皿・深皿

平皿はシンプルな形ですが、重ね置きしたときに縁と縁がぶつかって欠けやすいため、1枚ずつ丁寧に包むことが大切です。
- 1. プチプチまたはクッションシートを皿よりひとまわり大きく切る
- 2. 皿を中央に置き、四辺を折り込んでラップかテープで仮固定する
- 3. 複数枚重ねる場合は、1枚ごとに間にタオルかクッションシートを挟む
深皿も基本の手順は同じです。
内側の空洞部分にはラップを丸めて詰めると、積み重ねたときにつぶれにくくなります。
コップ・マグカップ

取っ手がある形状のため、本体よりも取っ手の付け根が欠けやすいのが特徴です。
取っ手まわりを厚めに包むことを意識してください。
- 1. コップの内側にラップを丸めて詰め、形を安定させる
- 2. プチプチまたはタオルで外側全体をくるむ
- 3. 取っ手の付け根部分はラップを重ね巻きして厚みを出す
- 4. 全体をテープか輪ゴムで仮固定する
靴下やミニタオルを内側に詰める方法でも代用できます。
グラス(ワイングラス・薄いガラス製)

グラス類は食器の中でもっとも割れやすいため、二重梱包が基本です。
とくにワイングラスの脚部分は細く折れやすいので、最初に丁寧に保護します。
- 1. ラップを脚の先端から密着巻きし、本体に向かって斜めに巻き上げる
- 2. 全体をラップで包み終えたら、さらにプチプチで一周以上巻く
- 3. プチプチの端をテープで留めて固定する
- 4. 段ボールに入れるときは必ず直立させ、横に倒さない
グラスが複数ある場合は、仕切り付きの食器専用段ボールに1本ずつ差し込むと安全です。
鍋・ボウル

鍋やボウルは重量があるため、段ボールのどこに入れるかが割れ防止のポイントになります。
- 1. フタと本体を必ず分け、それぞれタオルか衣類でくるむ
- 2. フタはプチプチで縁の部分を重点的に保護する
- 3. ボウルの内側には、コップや小皿など軽い食器を入れて空間を活用しても可
- 4. 段ボールの一番下に配置する
段ボールへの詰め方のポイント

包み方と同じくらい重要なのが、段ボールへの詰め方です。
正しく詰めないと、梱包した食器が箱の中でぶつかり合い、移動中に割れる原因になります。
【重いものを下、軽いものを上に乗せる】
鍋・ボウル→平皿→コップの順に詰めましょう。
【食器は縦向きに立てて入れる】
横に寝かせると積み重なったときに割れやすいので、必ず縦向きに立てて入れましょう。
【すき間はしっかり埋める】
タオル・衣類・丸めたラップなどを詰めて、ガタつきをなくしましょう。
【1箱に詰めすぎない】
持ち上げたときに底が抜けない重さを目安にしましょう。
詰め終わったら、ふたを閉めて軽く揺らしてみてください。
中でものが動く感触がある場合は、すき間の埋め方が足りないサインです。
追加で緩衝材を詰めてから封をしましょう。
段ボールの外側には「割れ物」「天地無用」「この面を上に」と油性マジックで明記します。
引っ越し業者やスタッフへの確実な伝達になるため、かならず記載しましょう。
食器の梱包をできるだけ減らす3つの方法

急な引越しなどで食器を包む時間が取れない方は、以下の視点で「梱包しない方法」を考えてみましょう。
- ・食器の量を減らす
- ・食器専用段ボール(縦仕切り付き)を使う
- ・便利屋・引っ越し業者に梱包を任せる
引越し作業を効率化して、作業量を大幅に減らしましょう。
食器の量を減らす

この際思い切って、断捨離をして食器の量を減らしましょう。
おまけやキャンペーンでもらった食器がキャビネットの奥深くに眠っている、という方も多いですよね。
本当に必要な食器だけを新居へ持って行くことで、梱包量を減らし効率的に引越し準備を進められます。
食器の量が減れば新居での整理整頓もラクになるので一石二鳥ですよ。
関連記事「毎日がラクになる!食器棚の収納術とおしゃれな見せ方のかんたんステップ」も参考にしてください。
食器専用段ボール(縦仕切り付き)を使う

縦仕切りが入った食器専用段ボールは、食器を1枚ずつ差し込むだけで梱包が完了します。
プチプチで巻く手間が省け、仕切りが緩衝材の代わりになるため、枚数が多い場合に特に時間の節約になります。
引っ越し業者からレンタル・購入できる場合が多いので、見積もりの際に確認してみてください。
100均でも仕切り付きのボックスが販売されているため、数が少なければそちらで代用する方法もあります。
便利屋・引っ越し業者に梱包を任せる

食器の量が多い、割れ物が心配、引っ越し直前で時間がないという場合は、プロに梱包を依頼するのがもっとも確実です。
引っ越し業者のオプションで「梱包代行」サービスを利用すると、食器だけでなく家全体の荷造りも任せることができます。
便利屋ひつじ堂では、引っ越しの荷物まとめや梱包のサポートに対応しています。
「食器の梱包が不安」「荷造りを手伝ってほしい」という方は、お気軽にご相談ください。
【まとめ】食器の梱包は新聞紙なしでも問題なし!

転勤などの突然の引っ越しでも、慌てる必要はありません。
新聞紙がなくてもプチプチやラップ、タオルなど、100均で揃えられるものでも十分に梱包できます。
手元にある代用品でさっそく始めてみてください。
引っ越しの梱包は、準備が早いほど当日の作業がラクになりますよ。
それでも、梱包や荷造りに不安がある場合は、便利屋ひつじ堂にお気軽にご相談ください。
引っ越しの補助をお手伝いします。
