プレママのみなさん！
「つわりで家事ができない」
「毎日料理を作ろうとすると吐いてしまう」
「つわりがひどくて洗濯や掃除まで手が回らない」
そんなお悩みをお持ちではないでしょうか？
私もそんなプレママの一人でした。
いわゆる「吐きづわり」で、食べては吐いてを繰り返していました。
臭いがするものがダメで、まったく家事ができない日々も多々ありました。
そこで今回は私のつわり時のエピソードや、おすすめの対処法を紹介します。
同じようにつわりに悩む方の参考になれば幸いです。
つわりで家事ができなかった時のリアルな体験談
私は吐きづわりがひどく、常にトイレで吐いている状態でした。
そんな私がつわり中に家事をどのようにやっていたか、リアルな体験談を紹介します。
1.料理編
料理はほとんどできませんでした。
当時フルタイムで仕事をしていたので、平日の朝はコンビニで朝食と昼食を買って、夜は外食。
休日は夫の食事を作ることもできなかったので、夫には家でカップ麺や総菜を食べてもらっていました。
キッチンの排水口の臭いもダメだったので、仮に料理ができる体調だったとしても温めて食べられるものや、そのまま食べられるものを中心に食べていました。
2.洗濯編
夫が一日仕事で着た服の臭いが苦手だったので、帰宅後はすぐ洗濯機に入れてもらっていました。
特に焼き肉や中華料理を食べて帰ってきたときは最悪で、そのままリビングや寝室に入られると臭いが家具にうつるので、まっすぐ浴室へ直行してもらうように言っていました。
洗濯に関しては、当時住んでいた賃貸には浴室乾燥機がついていたので、夜浴室に干して乾かし、ハンガーのままクローゼットへ収納する方法を採用。
できるだけ家事の工程を少なくするよう意識していました。
3.掃除編
リビングの掃除はつわりでもできましたが、臭いがするトイレやキッチンの掃除はまったくダメ。
つわりが軽い日にするか夫に任せるなどして対応していました。
当時犬を飼っていたので、犬のトイレ掃除やゲージの掃除も夫が定期的にやってくれていました。
つわりで家事ができない時の対処法5選
つわり中どうしても家事をしなければいけない人もいるでしょう。
そこで今回はおすすめの対処法を5つ紹介します。
1.ミールキットを活用する
臭いが辛くないやすい料理は、できるだけすでにできあがっているものや、作る工程が少ないものを使って乗り切りましょう。
おすすめはミールキットを活用することです。
必要な食材が届いて料理するものから、温めて食べるだけのミールキットまでさまざま。
特に上の子がいる状態で妊娠していると、料理を作らないわけにはいかないので、ミールキットを上手に活用することをおすすめします。
ミールキットには以下のようなメリットがあります。
・洗い物が少なくてすむ
・献立を考えなくていい
・手作りの料理を食べさせてあげられる
ミールキットをうまく活用して、料理の時間や負担を減らしましょう。
2.乾燥機付き洗濯機を導入する
洗濯は工程が多い家事。
洗濯機を回して、終わったらハンガーにかけて干して、乾いたらたたむという時間がかかる家事です。
そのため、おすすめは「乾燥機付き洗濯機を導入する」こと。
洗濯から乾燥まで一気にできるので、工程間の待ち時間が少ないのがおすすめポイントです。
導入時は大きな金額が必要ですが、一度導入すると、それ以降の家事がとても楽になります。
出産後も赤ちゃんのお世話をしながら家事をするのにとても便利なので、ぜひ検討してみてください。
3.便利な掃除グッズを使う
世の中には便利な掃除グッズがあふれています。
履いて歩くだけで埃がとれるスリッパ型のモップ、お掃除ロボット、洗剤を使わずに汚れを落とすスポンジなど。
そんな便利な掃除グッズを活用しましょう。
・掃除の時間を短縮できる
・しゃがんだり腰を曲げたりと妊娠時に無理なポーズをしなくてすむ
・転倒リスクを減らして安全に掃除できる
便利な掃除グッズは、時間や手間を減らしてくれるだけでなく、多くのメリットがあります。
身体に負担をかけずに掃除できるため、妊娠中のママの強い味方になってくれるでしょう。
洗剤を選ぶ際のポイントは臭いがあまりきつくないものを選ぶこと。
つわり時は特に臭いに敏感で、苦手な臭いを嗅ぐと嘔吐してしまうことも多々あるので注意しましょう。
4.家族に協力してもらう
夫や親など、身近な家族に家事を分担してもらえると心強いです。
しかし家事をあまりしたことがなく、「何をすればいいかわからない」という男性も多いそう。
夫に家事をお願いするときのポイントは、以下の3つです。
・やってほしいことを具体的に伝える
・必ず「ありがとう」を伝える
・ダメ出しはしない
やってほしい家事があるなら、「掃除機をかけてほしい」「食器洗いをしてほしい」など、具体的に何をしてほしいのか伝えましょう。
また家事をしてくれたことに対して、相手に「ありがとう」を伝えるのも大切です。
注意点としては、家事のやり方などで思うところがあっても、ダメ出しは絶対にしないこと。
長期目線で、「少しずつ家事ができるようになってもらえればOK」と考えるようにしましょう。
5.家事代行を活用する
どんなに工夫をしても家事ができない日もあります。
本当にどうしても家事ができない場合は、家事代行を利用しましょう。
作り置きおかずを作ってくれるサービスや、家じゅうハウスクリーニングしてくれるサービスなど、多種多様なサービスを各社が展開しています。
ちなみに私たち便利屋ひつじ堂では、買い物代行やハウスクリーニング、庭の手入れなどを承っています。
臭いが気になるトイレ掃除やキッチンなど水回り掃除セットなどもありますので、ご相談、お問合せお待ちしております！
妊娠中に利用できる家事サポート・便利サービス3選
つわり中に日々の家事をするのは、本当に大変です。
家事の負担を減らして少しでもラクになるよう、妊娠中に利用できる家事サポートや便利サポートを紹介します。
自治体の家事・子育てサポート制度
妊娠中や産後で日常生活に困っている家庭を対象として、家事や育児をサポートする自治体の制度があります。
ホームヘルパーや母子専門の支援員が自宅に来て、家事や育児支援をしてくれます。
サポートの内容は自治体によって異なりますが、一般的な家事代行サービスと比較すると、料金が安いことがメリットです。
自分の住んでいる自治体にサポート制度があるか、問い合わせてみるといいでしょう。
くらしのマーケット
「くらしのマーケット」は、生活に関連するさまざまなサービスを比較・利用できるマッチングサイトです。
ハウスクリーニングや家事代行など、400種類以上のサービスが登録されています。
口コミや料金を比較して、自分に合ったサービスを選べるのが特徴です。
・5日分の料理をつくりおき
・トイレやお風呂の掃除
・重いものや日用品の買い出し
くらしのマーケットを使えば、日常生活の困りごとを解決してくれる適切な業者を見つけられます。
スマホアプリやウェブサイトから簡単に予約できるので、自分に合うサービスを探してみるといいでしょう。
食事・食材宅配サービス
食事・食材宅配は、調理済みの食事や料理に必要な食材を自宅に届けてくれるサービスです。
「宅配弁当」「ミールキット」「食材宅配」の3つのタイプがあります。
サービスの特徴とメリットをまとめると、以下のとおりです。
自分の状況に合わせて、食事・食材宅配サービスを使い分けるのがおすすめです。
つわりで家事ができない罪悪感を捨てよう〜気持ちがラクになる考え方〜
つわりは人によってさまざまで、症状もタイミングも違います。
たとえば「1人目のときは大丈夫だったのに、2人目はつわりがひどい」こともあります。
つわりで家事ができないときに、罪悪感を捨てて気持ちがラクになる考え方を紹介します。
今は休む時期だから家事は後回しでOK
つわりの症状がひどいときは、無理して家事をしなくてもいいのです。
最優先は、赤ちゃんと自分の健康を守ること。
家事は誰でもできますが、赤ちゃんを育てて守ることはあなたにしかできない大切な仕事です。
家事ができなくても、罪悪感をもつ必要はありません。
家事は後回しでOKだと割り切って、身体を休めることを優先してください。
掃除をしなくても人は生きていける
体調が悪いときや忙しくて時間が取れないときは、家事ができなくなるのも当然です。
仕事をかけ持ちしながら2人の子育てをしていた母は昔、「掃除をしなくても人は生きていける」と話していました。
「家事は絶対しないといけない」というのは、実は思い込みなのかもしれません。
「家事は完璧じゃなくていい」
そう考えれば、気持ちがラクになりますよ。
ひとりで抱え込まず誰かに頼る勇気を持とう
つわりで体調が悪いときに、自分ひとりで家事をするのは無理な話です。
大切なことは、自分で全部やろうとせず、夫や親など身近な家族に頼ること。
身近に頼れる人がいない場合は、自治体のサポートや家事代行などのサービスを利用しましょう。
「誰かを頼るなんて難しい」と思うかもしれませんが、言葉や行動にしないと状況は改善しません。
自分ひとりで抱え込まず、勇気を持って誰かを頼ってみましょう。
つわりが終われば元の生活に戻れる日が必ず来る
つわりは体調不良だけでなく、イライラしたり落ち込んだり、精神的にも不安定になるものです。
以前はできていたことができなくなってしまい、自己肯定感が下がることもあります。
しかし、つわりは永遠に続くわけではなく、いつか元の生活に戻れる日が必ず来ます。
体調不良も不安定なメンタルも、つわりの影響によるものです。あなたが悪いわけではありません。
「今はしかたない」と考えて、そのままの自分を受け入れてあげることが大切です。
つわりで家事ができない時は無理にやらないでOK！
今回はつわりで家事ができない時の体験談、対処法を紹介しました。対処法についてあらためておさらいしましょう。
【つわりで家事ができない時の対処法5選】
1.ミールキットを活用する
2.乾燥機付き洗濯機を導入する
3.便利な掃除グッズを使う
4.家族に協力してもらう
5.家事代行を活用する
つわりは個人差が激しく、また日によって波もあります。
どうしても難しい時に無理をすると体調を崩してしまう場合も。
そんな時は無理せず、便利なサービスや商品を使って乗り切りましょう。
